山道具データベース

現在使用している山道具をまとめてみました。

バックパック / / 雨具 / 雪山装備 / 地図・GPS / テント・寝袋 / 電子機器・バッテリー

バックパック

これまでにDeuter、FJALLRAVENなど様々なメーカーを使ってきましたが、現在はKarrimorとmont-bellを使っています。

日帰り用バックパック(メイン)

現在メインで使っているものは、35Lサイズのmont-bellのフォトウォーカーパック35です。
このバックパックは上下の2気室構造になっているのが外見上の特徴ですが、最大の特徴はカメラやレンズを保護するために背面・側面・底面に緩衝材が入っていることです。
またサブで使っているKarrimorとは違い、下段は左側側面のファスナーでアクセスする形となっています。

これは買ってから気が付いたことですが、フォトウォーカーパック35は底面が平らではないのが最大の問題点です。
底面が平らな普通のバックパックだと、最下部に重たい荷物を入れるとバックパックが「自立」しますが、フォトウォーカーパック35の場合は底面が平らではないので必ずひっくり返ってしまいます。
カメラやレンズを入れるためのバックパックであるにもかかわらず、こういった点を考慮できていないのはある意味衝撃的でした。

日帰り用バックパック(サブ)

サブで使用しているのは28LサイズのKarrimor dale28 type2で、2気室構造になっているのが特徴です。
特に2気室構造のバックパックが欲しかったわけではありませんが、サイズ/価格などを考慮してこのバックパックに落ち着きました。

Karrimorのバックパックの2気室構造は、上段の気室が大きく下段が小さいのが特徴です。
上段には食料や水、カメラなどを入れて、下段には雨具やエマージェンシーキット、チェーンスパイクなどを入れることが多いです。

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小屋泊/テント泊用バックパック

小屋泊/テント泊用として、現在はmont-bell チャチャパック45を使っています。
45Lなので小屋泊であれば2泊分は余裕で入りますが、テント泊だと2泊分の荷物を詰めるのは大変かもしれません。

他社製品と比べて特筆した機能があるとは思いませんが、軽量な45Lサイズだったので購入しました。
幅も比較的スリムでバックパックに出っ張った部分がないので、藪っぽい箇所を通行していても枝葉に引っかかりにくいと思います。

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今までに色々な登山靴を買いましたが、SIRIO、Caravan、mont-bellと日本のメーカーの靴しか履いたことがありません。

ハイカットの靴

ハイカットの靴はSIRIO P.F. 420-GTX(BRICK/FOX)、SIRIO P.F. 430(HUNTER)に続いて、SIRIO P.F. 441 ABを購入しました。
P.F. 430と同じく、若干靴底が滑りやすいと感じることがありますが、新しく採用された靴紐が解けやすいのが最大の難点です。

デザインは黒と青を基調としたもので格好いいのですが、泥汚れが目立ちやすいのが玉に瑕です。

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ローカットの靴

ローカットの靴はCaravan GK62、SIRIO PF116-2、mont-bell クラッグホッパー レザー Men'sなどを使ってきましたが、現在はmont-bell トレールウォーカー Men's使っています。
靴底は柔らかめですが、高尾山や丹沢大山など低山のハイキングであれば全く問題ないと思います。(もちろん軽アイゼンが必要になる時期は別ですが...)

mont-bell独自の靴底(トレイルグリッパー)は滑りにくくてありがたいのですが、一方で靴底がやや擦り減りやすいのが欠点です。
一般的なビブラムソールと比べて、3割~5割くらい擦り減るスピードが速いと感じます。

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雨具

長らく安物の雨具ばかり使っていましたが、2020年頃に高価な雨具を導入しました。

ジャケット

基本的には、mont-bell ストームクルーザー ジャケット Men'sを使用しています。
ストームクルーザーはゴアテックスを使用していて、防水性/透湿性/軽さなどが非常に優れている雨具なので重宝しています。
色は6色展開されていますが、山中でも目立つレッド(RD)を使っています。

ストームクルーザーの唯一の欠点は、軽量化のため生地がやや薄くなっている点です。
そのため藪漕ぎが想定される場合には、安価で生地が丈夫なmont-bell レインハイカー ジャケット(YL)を着ることもあります。

雨具のジャケット

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パンツ

基本的には、mont-bell サンダーパス フルジップパンツ Men's(BK)を使用しています。
本当は上下セットでストームクルーザーを買いたかったのですが、予算オーバーでジャケットしか買えませんでした...

また「フルジップパンツ」の名の通り、パンツの両外側がフルジップなので、ハイカットの登山靴でも楽々着用できて使い勝手が良いです。

ジャケットとセットで買ったmont-bell レインハイカー パンツ Men's(BK)も持っていますが、こちらはほとんどお蔵入り状態です。

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ゲイター(スパッツ)

mont-bell GORE-TEX ライトスパッツ ロング(SSOG)を使用しています。
普通は雨の日に使うのかもしれませんが、雪山ハイキング時の防水用、あるいは雨後の泥跳ねの防止用として使う事がほとんどです。

また、チェーンスパイクと合わせて着用するには少々手間がかかるので、雪道の場合はスタート前に着用してしまうことが多いです。

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雪山装備

本格的な雪山には登らないので、軽い雪山ハイキングを楽しめる程度の装備となります。

チェーンスパイク

20cm程度までの積雪であれば、mont-bellのチェーンスパイクを使っています。

ネット上だと「使用中にチェーンが切れた」という報告を見たこともありますが、5年以上使っていても異常はみられません。
私は「使用後にきちんと洗って乾かす」という単純なメンテナンスしかしていないので、よほど乱暴に使わなければ壊れにくい製品だと思います。

チェーンスパイク

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軽アイゼン

積雪や凍結があるかどうか分からない山に登る際に、お守り代わりにmont-bellの6本爪の軽アイゼンを持って行きます。

チェーンスパイクの方が歩きやすいですが、この6本爪の軽アイゼンの方が圧倒的に軽量かつコンパクトなので、冬場はザックの中にポンと入れておくと忘れなくて良いかもしれません。

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スノーシュー

30cm以上の積雪が見込まれる場合は、mont-bellのスノーウォーカー 50を持って行きます。
スノーシューの中では比較的小型で、私の登る樹林帯の雪山には適した製品です。

前後の爪とトラバース用の側面の爪があるので、斜面でも滑らずに歩けて良い製品だと思いますが、現在は廃版になっているようです。

スノーシュー

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地図・GPS

GPSロガーだけでなく、紙の地図やスマホアプリも併用しています。

地図

昭文社の「山と高原地図」と吉備人出版の「登山詳細図」の2種類を使っています。

「山と高原地図」は、関東甲信越の巻を中心に20巻ほど持っています。
古くなると通行止めの情報などが全くあてにならないので、なるべく5年以内に買い替えるようにしています。
この地図の難点は、筆者によって標準コースタイムの基準が全く異なるため、標準コースタイムの7割程度で余裕で歩ける場合もあれば、標準コースタイム以内で歩くのが精一杯ということもあります。

「登山詳細図」は、守屋さんという方が作成している地図です。
最初は高尾山や奥多摩など限られたエリアの地図しか売られていなかったと思うのですが、現在はAmazonでも全国各地の地図が売られています。
「区間の所要時間ではなく距離を記載している」「道標の場所や路面の状態を事細かに記載している」などの点が特徴的です。

登山地図

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アプリ

Androidアプリの「山と高原地図」で、地図を広げなくても見られるのがメリットです。
今後の山行計画を考えながら、通勤電車の中で使う事が多いです。

山行中にはヤマレコアプリをGPSロガーとして使うこともありますが、使っているAndroid端末のGPSの精度が微妙な時もあるので、どちらかというと補助的な使い方をしています。

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GPSロガー

以前はGerminのeTrex 20Jを使っていましたが、ボタン部分が壊れてしまったので現在はeTrex 30xを使っています。
eTrex 30シリーズは電子コンパスが搭載されているため、コンパスがなくても正確な方位を把握できるのがメリットです。

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コンパス

SILVAのコンパスを持って行きますが、GPSロガーやヤマレコアプリなどがあるので現在はほとんど使っていません。

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テント・寝袋

テント

mont-bellのステラリッジテントの1型(1名用)を使っています。

このテントは非常に軽量なのが嬉しいですが、テントの入口が短辺側なので少々出入りしにくい感じがしています。
またテントの入口が長辺側にあるモデルと比べて前室が狭いので、前室でガスコンロを使う場合はテントに引火しないように十分な注意が必要です。

テント(ステラリッジテント1型)

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寝袋

モンベルのシームレス ダウンハガー800 #3 ロングを使っています。
長身用のモデルで縦方向にゆとりがあるだけでなく、寝心地もとても良いです。

シームレスダウンハガー800を使う以前は、ISUKAのAIR 300SLというダウンのシュラフをメインで使っていました。
安くて軽量な点は素晴らしいのですが、中肉中背の方にフィットするように作られているらしく、痩せ型の人だとシュラフ内に空間が生まれてしまって中々温まらないように感じました。

mont-bellのバロウバッグ #3はサブのシュラフとして使っていますが、体へのフィット感はISUKAのシュラフよりも上だと思います。
ただし化繊(エクセロフト)製で大きく重たいのが難点で、中々使う機会がありません...

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シュラフマット

mont-bellのU.L. コンフォートシステム エアパッド 180を使っていますが、これは軽くてコンパクトな反面、使用時の空気注入と収納時の空気排出がやや面倒です。
また、私が使っているのは春~秋の低山なので寒さは感じませんが、ウレタンフォームの入っているマットに比べると寒さを感じやすいかもしれません。

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電子機器・バッテリー

ヘッドライトやカメラ、バッテリーなど。

ヘッドライト

メインはPETZLのTIKKA(ティカ)で、白色光は3段階の光量調節が出来る上、最大で300ルーメンの明るさなのが特徴です。
さらに、周囲の人の目を眩ませずに済む赤色光と赤色光の点滅を備えていて、小屋内でザックの中から荷物を探す際に重宝しています。
以前にPETZL純正の充電池のCORE(コア)を使おうかと思いましたが、充電にUSB-Cが使えず、未だにMicro USB Type-B規格なので買うのを断念しました...

サブはモンベルのパワー ヘッドランプで、こちらも明るさが300ルーメンのモデルです。
PETZLのTIKKAは赤色光を備えていましたが、こちらは電球色の暗いモードを備えているのが大きな違いです。

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カメラ

基本的には一眼レフを持っていきますが、どうしても荷物を軽量化したい時はコンパクトデジカメを持っていきます。
詳細はこちらのページをご覧下さい。

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乾電池

単3形のアルカリ乾電池を使うこともありますが、基本的にはニッケル水素電池(エネループ)を使っています。
以前に真冬の里山を歩いていた時にアルカリ乾電池が寒さでダウンしてしまったことがありますが、エネループは-20℃の環境でも使用可能なため、特に冬期は必ずエネループを使うようにしています。

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モバイルバッテリー

現在メインで利用しているのは、10000mAhのAnker PowerCore 10000 PD Redux 25Wですが、高速充電・高速給電が可能なので気に入っています。
ただ、「微妙に電波が届く小屋」での小屋泊だとスマホのバッテリーが急激に減っていくため、さらに大容量(20000mAh)のAnker PowerCore Essential 20000 PDを買おうかと考えています。

近所の里山をぶらぶら歩く時は、5000mAhと低容量のAnker Nano Power Bankを持っていきます。
Nano Power Bankは非常にコンパクトで、さらにケーブルが不要な構造になっているので、荷物をよりコンパクトにまとめられると思います。

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