山小屋データベース
これまでに利用したことのある山小屋、立ち寄ったことがある山小屋のレビューをまとめてみました。
奥多摩・高尾 / 丹沢 / 箱根 / 奥秩父・大菩薩 / 上州 / 富士・御坂 / 八ヶ岳・霧ヶ峰・美ヶ原 / 槍ヶ岳・穂高岳 / その他奥多摩・高尾
七ツ石小屋
おすすめ度:★★★★★
有人の小屋としてはそれほど大きくないため、宿泊するには予約が前提となります。
以前にバッジを買いに立ち寄った時も、とても雰囲気の良い小屋だと感じました。
何名かのハイカーの方にこの小屋の話を聞きましたが、いずれも評判が良かったです。
三頭山避難小屋
おすすめ度:★★★★
無人の避難小屋でありながら、広くて清潔な小屋です。
関東地方の避難小屋では、おそらく最も大きな部類に入ると思われます。
初めて利用した避難小屋でしたが、無料で泊まれるのが申し訳ないと思ったほどです。
トイレが避難小屋の建物内にあり、夜に小屋の外へ出る必要が無いので便利です。
唯一の欠点は、すぐ近くに水場がないことだと思います。
地図上には水場マークがありましたが、小屋の近くでは見つけられませんでした。

御前山避難小屋
おすすめ度:★★★
窓が大きいので、明るくて開放的な印象の小屋です。
逆に窓が大きい分、おそらく冬季には小屋内の冷え込みが厳しいと思われます。
小屋の前に水場があるものの、登山道沿いで水質にやや不安があります。
鷹ノ巣山避難小屋
おすすめ度:★★★★
詰めれば8人程度は泊まれそうですが、快適に泊まれるのは4~5人程度だと思います。
小屋の隣には開けた場所があるので、(本当は禁止ですが)テント泊しているグループも見られます。
トイレは小屋から20mほど離れた場所にあります。
また、この小屋は鷹ノ巣山の山頂からやや離れた場所にある点に注意が必要です。


雲取山避難小屋
おすすめ度:★★★
かなり広く、布団などが用意されています。
小屋の管理人は居ないものの、ボランティアの方が時々掃除をしてくれるらしいです。
トイレは小屋の直下にあります。
人気の山なのでハイシーズンには混雑するらしいですが、すぐ近くに営業小屋(雲取山荘)があるので、そちらに泊まった方が気楽かもしれません。
丹沢
尊仏山荘
おすすめ度:★★★★☆
丹沢エリアでおそらく最も大きな山小屋で、山荘内はいつもハイカーが居て賑わっています。
歩荷で有名な「チャンプ」は、この小屋まで荷揚げしています。
小屋内は1Fが売店+談話室で、その奥に宿泊者専用の食堂があります。
宿泊者以外は売店+談話室と、隣の建物のトイレにしか入れません。
みやま山荘と同じく2階が客室となっており、グループ用の部屋と一人用の部屋に分かれていました。
グループ用の部屋は4人程度が寝られる部屋が2段構造になっていて、一人用の部屋は2段ベッドが2つあって4人が泊まれるようになっていました。
食事は夜がカレー、朝がおでんというのが定番で、食事には全く不満がありませんが...みやま山荘と比べると客室の清掃があまりされていない感じで、布団も硬くて「テント泊よりはマシ」という感じだったのがちょっと残念でした。



みやま山荘
おすすめ度:★★★★★
小屋内は非常に綺麗で、さらに朝晩の食事が豪華なことで有名です。
実際に泊まってみると、食事が豪華なので山小屋だということを忘れるほどです。
また、小屋の女将さんが非常にフレンドリーな方で、周辺の登山道の情報だけでなく、下山後のお薦めスポットの情報まで教えてもらいました。
小屋のご主人はどちらかというと寡黙な方ですが、母校の登山部のメンバーとともに世界各地の高峰に登っていた方だそうです。
売店では小屋オリジナルのTシャツなどはありませんでしたが、丹沢山のカラフルな山バッジを販売しているので、立ち寄るだけでも楽しみがある小屋です。
お昼頃に立ち寄ると、運が良ければランチ限定のカレーを食べられるかもしれません。
ただし宿泊するには予約必須の小屋なので、その点だけが要注意です。

蛭ヶ岳山荘
おすすめ度:★★★★★
尊仏山荘と並んでとても大きな小屋です。
山バッジや飲み物を買う際に立ち寄った時には、小屋内も管理が行き届いていて清潔だと感じました。
最近は「蛭カレー」と銘打ったカレーが名物になっていますが、まだ食べたことはありません。
青ヶ岳山荘
おすすめ度:★★
檜洞丸の山頂から少し東側に下った場所にあります。
女将さんが自然保護(シカの保護)に熱心な方で、「うちの小屋にはハンターは泊めない」と豪語するほどの変わった小屋です。
シカの保護などに関する話を一方的にまくし立てられる上、学術的に正しい話と間違った話(根拠のない話)が混在しているので、こういった小屋の雰囲気が全く合わない人も少なくないと思います。
小屋内での休憩はもちろん料金を取られますが、小屋の外にあるベンチやテーブルを利用した場合も料金を取られるので要注意です。
小屋外のベンチやテーブルに料金ルールが書かれていますが、全く読まない人だとトラブルになるかもしれません...

鍋割山荘
おすすめ度:★★
鍋焼きうどんで有名な小屋で、鍋割山の山頂にあります。
以前からそれなりにハイカーが多かったですが、最近は山荘前の芝生にも人がごった返すほどです。
「小屋にザックを背負って入らない」など、小屋内のローカルルールを守らないとすぐに小屋番の方に怒鳴られるので、あまり居心地の良い小屋ではありません。
(正直なところ、他の方が怒鳴られているのを聞くだけでも嫌な気分になります...)
木ノ又小屋
おすすめ度:★★★★☆
週末のみ営業している小屋です。
尊仏山荘が混雑している週末に表尾根を縦走するなら、ここで飲み物を買って休憩させてもらうのが良いかもしれないです。
何度か利用したことがありますが、ご主人(あるいは小屋番の方?)は気さくな方で、初めての方でも利用しやすい小屋だと思います。
また、木ノ又小屋には宿泊できますが、「素泊まりのみ」という点に注意が必要です。
犬越路避難小屋
おすすめ度:★★★
そこそこ年数が経過している小屋だと思われますが、中は意外に清潔です。
小屋には4~6人程度は泊まれます。
小屋の外にはコウモリが住み着いているらしく、夜中にコウモリが窓に何度も衝突していて、一晩中衝突音が煩かったのは良い思い出です。
トイレは小屋に隣接していますが、一度小屋から外に出る必要があります。
畦ヶ丸避難小屋
おすすめ度:★★★★
以前は丹沢エリアでは、最も古い避難小屋だと感じるほど年季が入った小屋でした。
2020年頃に建て替えられて、4~6名程度が泊まれる小屋になっています。
トイレは小屋内にありますが、綺麗に保たれているので臭いがかなり抑えられています。


菰釣避難小屋
おすすめ度:★★★
建設からそれなりに年数が経過していると思われますが、比較的綺麗な状態に保たれています。
西丹沢の最深部に位置するため、丹沢エリアの他の避難小屋と比べて訪れる人も少なく、静かな時間を過ごせます。
小屋とその周辺にトイレが無いのが玉に瑕です。
箱根
金時娘の茶屋
おすすめ度:★★
「金時娘」と呼ばれるお婆さんが小屋番の一人として働いている茶屋です。
確かナメコ汁が名物だったと思いますが、食中毒の多い夏にも関わらず小屋の衛生状態が微妙だったので、食べ物は何も頼まずに小屋を出てしまいました。
金太郎茶屋
おすすめ度:★★★★
金時茶屋の向かいにある茶屋ですが、金時茶屋と比べてずっと綺麗な小屋に感じます。
金時茶屋と同様にナメコ汁が名物のようですが、「金太郎のまさかり」から名付けられた「まさカリー」というメニューもあります。
バッジやタオル、絵葉書などの土産物も充実しているので、飲食しなくても立ち寄りやすい茶屋だと思います。
うぐいす茶屋
おすすめ度:-
金時山と明神ヶ岳の間の矢倉沢峠にある茶屋です。
土日でも営業していないことがあり、営業日がよく分からず利用しづらい茶屋だと思います。
近年は矢倉沢峠の近くを通る県道731号線の「はこね金太郎ライン」が開通して、矢倉沢峠の近くに駐車場も出来たので、矢倉沢峠を通るハイカーが増えてこの茶屋も賑わいそうな気がします。
奥秩父・大菩薩
ロッジ長兵衛
おすすめ度:-
大菩薩峠・大菩薩嶺の登山口にあたる上日川峠にある山小屋で、目の前に駐車場とバス停があるのでとてもアクセスしやすいです。
山小屋と民宿の中間的な位置付けの小屋なので、初めての小屋泊に向いていると思います。
ロッジ長兵衛の売店ではTシャツや甲州ワインなど様々なグッズを扱っていますが、特徴的なのが山バッジです。
大菩薩周辺の山バッジだけでなく、「買い忘れた方に...」ということで全国の山バッジを広く扱っています。

介山荘
おすすめ度:★★★★★
大菩薩峠の標識の目の前に立っている小屋で、大菩薩嶺に登った方の多くがこの小屋の前を通過しているのではないかと思います。
小屋に泊まると、綺麗な部屋と美味しい食事を楽しめる...というだけではありません。
ご主人から大菩薩峠の夕焼けと朝日の楽しみ方を教えて頂けるほか、周辺(甲州市/小菅村/丹波山村)の見所や名所についても紹介してもらえます。
また山バッジやマグネット、Tシャツ、手ぬぐいなどのオリジナルグッズも充実しているので、宿泊せずに立ち寄るだけでも楽しめる山小屋だと思います。


福ちゃん荘
おすすめ度:-
上日川峠から大菩薩嶺に登る途中にある小屋で、小屋泊だけでなくテント泊も人気の小屋のようです。
ロッジ長兵衛と同じくいつも賑わっている小屋で、週末でなくても小屋の前でハイカーが休憩している姿を見かけるほどです。
小屋内で川魚を焼いているのか、辺りに香ばしい香りが漂っていて一気に空腹感が出てくることもありますが、そんな時は小屋に併設された売店を利用すると良いかもしれません。

大菩薩峠避難小屋
おすすめ度:★
扉の立て付けが非常に悪く、扉を開けて中に入ることができませんでした。
この小屋で休憩もしくは宿泊を前提とした山行は避けた方が良いと思います。
2022年には扉が無くなっていたので小屋内に入れましたが、これが正常な状態なのかは分かりません。


湯ノ沢峠避難小屋
おすすめ度:★
これまでに泊まった避難小屋の中では、最も年季の入った小屋です。
虫だけでなくネズミも出るため、食料を奪われないように対処が必要になります。
小屋の目の前が湯ノ沢峠で、峠には駐車スペースや公衆トイレがあるほか、小屋から少し離れた場所に水場があります。
上州
熊穴沢避難小屋
おすすめ度:-
谷川岳の天神尾根上の避難小屋です。
登山者の多い谷川岳ですが、避難小屋はこじんまりとしたサイズでした。
小屋内は土間とベンチが広く取られていて板間が無かったので、ここに宿泊するのは厳しいと思います。

谷川岳肩の小屋
おすすめ度:★★★★★
谷川岳の山頂手前にある有人の小屋です。
小屋内や小屋の周辺では、天神尾根を歩いてきた大勢のハイカーが休憩しているので非常に賑やかです。
中に入ると何とも言い難いですが、「これぞ山小屋」という雰囲気を感じられます。
小屋内ではペットボトルの飲料を買えるだけでなく、Tシャツやピンバッジなどをはじめとした谷川岳のグッズも充実しているので、私は「限定グッズは肩の小屋で買って
、職場へのお土産などは谷川岳ロープウェイの売店で買う」という感じで利用しています。

富士・御坂
三ツ峠山荘
おすすめ度:-
三ツ峠山の山頂直下にある山小屋で、一年を通じて営業しているそうです。
以前にここでバッジを買いましたが、小屋が広いためか声をかけても小屋番の人が中々現れなかったのでちょっと不安になりました。
なお、三ツ峠山荘と四季楽園は小屋の外にジュースの自販機があるので、小屋番の方が居なくても水分補給は可能です。

八ヶ岳・霧ヶ峰・美ヶ原
双子池ヒュッテ
おすすめ度:★★★★★
双子池(雌池)のほとりにある小屋で、同じ方が経営している蓼科山荘と比べると静かで落ち着いた雰囲気と楽しめます。
1泊2食付きで1万円(2023年時点)とそれなりのお値段でしたが、食事も豪華なので満足感が高い小屋でした。
小屋は1つの大きな建物のように見えますが、内部は宿泊棟と管理棟のように分かれていました。
宿泊棟(?)は1Fが大部屋(相部屋)で、2Fが個室になっており、管理棟(?)には食堂や売店がありました。
2023年夏に泊まった時はコロナ対策で室内にテントが並べられていて、このテントの中に泊まるシステムになっていました。
このような部屋は初めてでしたが、2人用(?)サイズの大きなテントを1人で使えたので、窮屈に感じるどころか逆に快適でした。
夕食は17時で翌朝の朝食は5時半でしたが、宿泊者数が多い時や、個室/大部屋によっても食事の時間帯が変わることがあるようです。
小屋の入口前には消毒された水が使える水場があり、宿泊者は自由に使えました。


蓼科山荘
おすすめ度:-
蓼科山荘は小屋前を通過するハイカーが非常に多いため、双子池ヒュッテよりも活気に溢れた小屋に感じました。
とは言っても五月蠅いというわけではなく、賑やかな小屋という感じです。
双子池小屋もオリジナルのグッズが幾つもありましたが、蓼科山荘はさらにオリジナルグッズの種類が多く、手芸品のようなハンドメイドのグッズもありました。
黒百合ヒュッテ
おすすめ度:★★★★★
北八ヶ岳の中山峠近くにある小屋で、渋の湯から天狗岳へ登る際に立ち寄る方が多い小屋だと思います。
双子池ヒュッテや蓼科山荘と同じ経営者のようですが、どことなく似た雰囲気を感じました。
小屋内は1Fが売店と談話室兼食堂、広間で、2Fがメインの客室、3Fは屋根裏部屋風の客室となっていました。
2Fは個室と大部屋がありましたが、個室の扉(引き戸)を開け閉めする度に3Fに開閉音が響き渡る構造で、3Fで寝ていても何度か目が覚めてしまいました。
3Fの客室は大部屋のみですが、天井がかなり低いので、這って移動しないと頭をぶつけてしまうほどでした。
夕飯はハンバーグを中心とした豪華な食事で、朝食は民宿の朝食のような感じでしたが、驚いたのは「夕食の時だけ湯呑みがない」ということでした。
小屋番の方からは「マグカップなどがない方は茶碗でお茶を飲んでください」とアナウンスがありましたが、それが嫌な方はマグカップを持参した方が良いと思いました。


根石岳山荘
おすすめ度:★★★★★
天狗岳と硫黄岳の間にある、根石岳の山頂直下にある小屋です。
小屋の前がコマクサの群生地になっているため、7月中旬頃は小屋前でコマクサの花を楽しむこともできます。
この小屋はとても綺麗な小屋で、売店前の休憩室ではテレビを見ることもできましたが、一番驚いたのは「小屋の中を水が流れている」ということです。
売店のあるフロアは「半地下」のような構造になっているため、土間になっているスペースを水が流れていてとても驚きました。
また売店で売られているバッジには、おそらく根石岳山荘オリジナルと思われるものもあったため、天狗岳や硫黄岳に向かう前に立ち寄って買い物を楽しむのも良いと思います。
八島山荘
おすすめ度:-
霧ヶ峰の八島湿原の目の前に位置する小屋ですが、駐車場に面しているので一見しただけでは土産物屋のように見えます。
以前に立ち寄った際には、売店の土産物の種類がとても豊富だったので、霧ヶ峰のお土産はほぼここで買い込んだ記憶があります。
霧ヶ峰から和田峠経由で美ヶ原へと縦走するのに丁度良いポイントにある小屋なので、いずれ宿泊してみたいと考えています。
霧訪山避難小屋
おすすめ度:★
避難小屋...というよりは物置のような感じの小屋でした。
トタン屋根はしっかりしているので、万が一の時に雨露を凌げる場所として利用できるとは思いますが...
ここから登山口まで1時間もかからずに下山できるので、そのまま下山してしまった方が安全かもしれません。

槍ヶ岳・穂高岳
蝶ヶ岳ヒュッテ
おすすめ度:★★★★★
蝶ヶ岳の山頂直下に位置する小屋で、150名も泊まれる大きな山小屋です。
山小屋の予約は小屋の事務所に電話が繋がらなくて苦労することも多いですが、蝶ヶ岳ヒュッテはYamatanを使って予約できるのも良いところです。
小屋は入口が2つあり、どちらから入っても中で繋がっているので受付と売店にアクセス出来ました。
受付前の談話室は小屋オリジナルのグッズが展示されていて、品定めしている宿泊者の方もいました。
寝室は幾つかの部屋に分かれていましたが、私が泊まった部屋は受付から屋内トイレを通った先の1Fの部屋でした。
寝室内は2段ベッド的な構造になっており、間仕切りやカーテンもあって、2名ずつの小部屋のようになっていました。
食事は夕食・朝食ともにちょっと寂しい感じでしたが、私が泊まった日はほぼ満員だった上、小屋がかなりの水不足だったことも影響していたかもしれません。
大滝山荘
おすすめ度:★★★★★
大滝山の北峰と南峰の間にある小さな山小屋です。
夏期の限られた期間だけ営業しており、蝶ヶ岳で出会ったハイカーの方曰く「幻の小屋」だそうです。
私は通りすがりに売店を利用しただけですが、宿のご主人は気さくな感じの方で、とても良い雰囲気の小屋だと思いました。
小屋の周囲は亜高山帯の針葉樹林に包まれていて静かな雰囲気を味わえるので、機会があればぜひ泊まってみたいと思いました。
徳澤園
おすすめ度:★★★★★
徳沢にある大きな小屋で、登山者よりも一般の観光客が泊まる宿という感じです。
徳沢は上高地から2時間ほどの距離にあるため、ちょうど休憩ポイントとして使うハイカーも多いらしく、徳沢園周辺は大勢のハイカーでごった返していました。
徳沢園では売店と食堂しか利用したことがありませんが、食堂のカレーはとても美味しかったです。
味の好みは人それぞれですが、街中のカレー専門店よりも美味しいかもしれないと感じました。
その他
峰の茶屋跡避難小屋
おすすめ度:★
那須岳の茶臼山と朝日岳の間の鞍部に位置する避難小屋で、赤い屋根が特徴的です。
小屋は雪が吹き込まないように2重の扉となっていて、扉を開けるのに少々難儀しました。
小屋内部は「土間+ベンチ+テーブル」と「板間」に分かれていましたが、結露もしくは雨漏りで湿度が高いため、板間の窓際には苔が生えていました。
この小屋では宿泊は禁止されているそうなので、おすすめ度は星1つとしました。



駒ヶ岳頂上山荘
おすすめ度:-
木曽駒ヶ岳の山頂直下にある山荘で、小屋の前にはテントサイトが広がっています。
周囲が大きく開けているため、晴れている夜なら小屋やテントサイトから満天の星空を楽しめると思います。

藤原山荘
おすすめ度:-
鈴鹿山地の藤原岳の山頂近くにある無人の小屋(避難小屋)です。
大きなプレハブ小屋のような小屋で、2棟合わせて相当な人数を収容できると思われます。
トイレは小屋から数十m離れた場所に独立した建物として設置されています。